ラトヴィア共和国 homeへ
▲ラトビアの自然
ラトヴィアの湿地帯アマタ川アバワ川渓谷クルゼメの海岸ヴィッゼメの海岸ラトヴィアの岩と岸壁ガイジンカルンス


ラトヴィアの岩と岸壁

 アマタ川の左岸に位置しているツヴァルテ岩は、ラトビアで最も見ごたえのある砂岩である。それは半円形に曲がり、高さ20mの垂直な崖の突出部と半円形になった傾斜の2つの部分から成っている。すべてを合わせた崖の高さは150mになる。

ラウドァシャース(泣いている)岩
 ラウナ川の石灰華は、その地域の人々に小さなスタブラグス(多くの小さな小川が流れ落ちている岩)と呼ばれていて、おおよそ8000年前にその形ができ始めた。小さな流れによって運ばれる石灰岩の沈澱物が、岩の上に堆積されるような過程が続いている。その岩は、長さ17m、高さ2m〜3.5mである。地面から1.1mの所に長さ1.3mの鉢状の部分があり、そこに流れによって運ばれた水が集められている。合わせた岩の高さは35mである。ラウナ・スタブラグスは、ラトビアの中でアルプスムシトリスミレの咲くことで知られているたった一つの場所であるが、今、絶滅の危機にある。ここの風景は絶賛されるものである。ラトビアで、ラウナ川は小さいけれど急流な川の一つで、ある場所は1kmで9mの落差がある。ラウナ川の川岸は3m〜10mの高さで、岩肌が多かったり、ゆったりと下降している。川は森林地帯や渓谷を抜けて蛇行し、そこにはマスやサケが見られる。