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▲ラトビア産業
VEF(国立電子技術工場)木材輸出漁業家畜の飼育農業電力工業天然ガス


家畜の飼育

  戦後、ラトビアの酪農産業において、動物数は増加し続けている。酪農産業は、多産で知られているラトビアブラウン牛と密接にかかわっていた。ソ連の崩壊後、ラトビアの酪農産業は質の向上に的を絞ってきた。特に、酪農産業においては、家畜の餌の改良、新しい多産牛の導入を念入りに行ってきた。ラトビアの西欧諸国への乳製品輸出は再び上昇している。羊、うさぎ、豚の飼育は増大し、やぎの特別品種の繁殖も行われている。今、ダマジカ、マフリン羊、トナカイでさえ、ラトビアでは普通に見られる家畜である。
 1930年代、ラトビアにおける酪農は最も有益な事業であり、生産物のほとんどは輸出された。バターの輸出は1926年の1万トンから1938年には2万500トンになった。バターの輸出量で、ラトビアは1938年にヨーロッパ第4位になった。ラトビアのきれいで、汚染されていない環境が、健康な乳製品の生産を保証し続けている。